オアフ島の住宅市場の一部が先月、価格上昇の中で販売ペースが鈍化し、

これまでとは異なる局面に入った。

ホノルル不動産協会（Honolulu Board of Realtors）によると、

2025年5月のコンドミニアム販売数は前年同月の478件から374件へと22%減少し、

過去11カ月間で最大の前年同月比減となった。

同時に、需給バランスを測る指標も、

久しく見られなかった水準に達している。

• 2025年5月のコンドミニアム販売数は前年比22%減。これは11カ月間で最大の減少。

• 在庫残月数（Months of Inventory）は7.1カ月と、25年以上ぶりの高水準。供給が多く、買い手有利の状況。

• ただし、価格の下落少しずつ進行しているで。5月のコンドミニアム中央値価格は50万ドル（前年比1%上昇）。

• 一戸建て住宅市場も同様に販売減（6%減）だが、価格は8%上昇。

• 市場での滞在日数（売れるまでの日数）も増加。コンドは39日（前年は25日）、一戸建ては21日（前年は14日）。

• 高い借入コスト、インフレ、管理費の上昇が、買い手の意思決定を慎重にしている。

• 今後もコンド市場は横ばいから下降、一戸建ては小幅上昇の予測（ハワイ大経済研究所）

日本円も徐々に上昇気味で、今年は徐々に日本からの投資家が

ホノルルに興味をみせる事になるのではないでしょうか。