ハワイ・オアフ島の不動産市場は今が買い時?昨年との販売データ徹底比較レポート
アロハ フロム たかこ です
2025年も早くも半年が過ぎました。
ハワイ・オアフ島の不動産市場も大きな変化を見せています。
今回は、2024年1月1日〜5月31日と2025年1月1日〜
5月31日の販売データを比較し、市場の最新トレンドをお伝えします。
表面上は価格上昇?そのカラクリとは
一見すると、今年の販売価格は昨年よりも
若干上昇しているように見える地域などのデーターもあります。
しかし、これは単純に「価格が上がった」と喜べる話だけではありません。
その実際の登記価格には、
数年前の景気が良かった時期に契約された
新築物件の引き渡し価格が含まれているからです。
つまり、今の相場ではなく「過去の価格」が反映された取引も多く、
現時点の実勢価格とは乖離があることに注意が必要です。
売主の期待と買主の現実
現在、多くの売主は2〜3年前の高値を参考に
物件価格を設定しています。
しかし、2025年の市場環境ではそれが通用しづらくなっています。
なぜなら、
販売物件数が急増
買主は慎重に様子見をしている
割安感がなければ、すぐには購入に踏み切らない
という状況が続いているからです。
その結果、価格が高めに設定されている物件は
なかなか動かないという傾向が強まっています。
買主には今がチャンス!…
でも「もっと下がるかも?」と悩む声も
現状は、買主にとって非常に有利な状況です。
選択肢は豊富で、売主側の価格調整や好条件を待つ余裕もあります。
ただし、「もう少し待てば、さらに価格が下がるのでは…?」
と考える方も多く、様子見の姿勢が続いています。
この先の不動産市場に大きな影響を与えそうなのが、
イランを含む中東情勢
アメリカ本土の金融政策や経済動向
これらは金利や投資マインドにも直結するため、注意深く見ていく必要があります。
私たち売却サポート側の本音: 心苦しいご提案もあります私たち不動産業者にとっても、 実は非常に難しい立場にあります。 販売をご依頼いただいた売主様とお話をすると、 多くの方が2〜3年前の高額で売れた時期の価格をベースに、 同様の価格での販売を強くご希望されます。 しかし、現実の市場はすでに変わり始めています。
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長く市場に出していてもなかなか買い手が見つからず…
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毎月の管理費や固定費の負担が積み重なり…
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ようやく現れた買主が希望額よりもかなり低い価格を提示…
というケースを、私たちも何度も経験しています。
そのため、できるだけ正直に、
現実的な価格設定の大切さをお伝えするよう努めていますが、
それは売主様のお気持ちを察すると
時に大変心苦しいことでもあります。
中には私共がお勧めしていた
「数年前にもっと早く売るべきだったのかもしれない」と
後悔される方もいらっしゃいます。
私たちとしても、その当時に販売をおすすめしていても、
タイミングを逃してしまった売主様に対し、
今の市場での価格をお伝えするのは心が痛む作業でもあります。
それでも、少しでも良いご縁と結果に繋がるよう、
誠実にサポートを続けていくことが、
私たちの責任であり使命だと考えています。
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これが今日のお知らせとお話でした。
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